大麦若葉・ケール・明日葉、原材料で効果が違った!青汁の「原材料の違い」について

青汁の原材料は、ほとんどが大麦若葉・ケール・明日葉のどれかがメインに使われています。
どれも普段聞き慣れない野菜や野草なので、どんなものなのか知らない人も多いのではないでしょうか。

 

実は、青汁の原材料によって効果が違います。あなたが期待したいしている効果の原材料を選ぶことが重要です。

 

では、青汁のメイン原材料についてそれぞれ詳しくみていきましょう。

大麦若葉について

大麦若葉は、大麦(イネ科)がまだ若葉の成長段階で摘み取った葉っぱのことです。

 

□大麦若葉の栄養素と効果

 

【SOD酵素】・・大麦若葉には、SOD酵素が多く含まれています。SOD酵素は、がんや動脈硬化、肌の老化の原因になっている「活性酸素を除去」してくれます。アンチエイジングの効果があります。また、悪玉菌コレステロールを増やさない効果もあります。

 

【鉄】・・・鉄が多く含まれています。貧血に悩んでいる人には、大麦若葉が入っている青汁を選ぶとイイでしょう。

 

【葉緑素(クロロフィル)】・・・「貧血改善、美肌効果、消臭・殺菌、デトックス効果」があります。また最近の研究で、染色体異常の発症を抑えられる効果があり、「リウマチ」の改善にも効果があるのではといわれています。

 

【食物繊維】・・・コレステロールや中性脂肪を排出して「血液をサラサラ」にしてくれます。高脂血症、動脈硬化、脳出血、脳梗塞、眼底出血の予防になります。また、食物繊維と葉緑素(クロロフィル)は、老廃物や有害物質を出す「デトックス効果」があり、「便秘」を解消してくれます。

 

【βーカロテン】・・・大麦若葉にはかぼちゃの約20倍ものβーカロテンが含まれています。βーカロテンは体に入るとビタミンAに変化します。ビタミンAは「目の疲れ」をとってくれます。睡眠目の疲れを放置していると、頭痛、肩こり、うつの原因になります。

 

【亜鉛+ビタミンC】・・・新陳代謝がアップします。代謝がよくなると、水分代謝もよくなるので「むくみ」が改善されます。代謝アップ効果は、まだあり肌の再生が正常に行われることでシミ、ニキビ、肌荒れが改善され美肌効果があります。

 

【SOD酵素+葉緑素(クロロフィル)】・・・この2つには、「アトピー」にも効果があります。アトピーの原因の過酸化脂質を作り出す活性酸素を除去してくれます。また、アトピーは免疫異常の原因とされていますが、葉緑素(クロロフィル)には免疫異常に作用して免疫を正しく整えてくれるので、アトピーが改善できるそうです。

 

ケールについて

ケールは、キャベツの原種で温暖な気候だと1年中栽培できる野菜です。「野菜の王様」と呼ばれるくらい栄養が豊富な野菜で、ビタミンの含有量は緑黄色野菜の中でも多く含まれています。
最近では、青汁の原材料としてだけでなく、炒めもの、サラダなどに調理され食べられています。

 

 

□ケールの栄養素と効果

 

【メラトニン】・・・メラトニンの含有量が食べ物の中から1番多いです。ケール100gあたり4,300μgです。メラトニンには、神経を鎮め良い「睡眠」のサイクルを整えてくれます。なかなか寝付けない人にケールはオススメです。

 

【βーカロテン】・・・βーカロテンは体に入るとビタミンAに変化します。目の疲れを取り「眼精疲労や夜盲(明るい所から暗い所へ行くと見えにくい状態続く)」を予防する効果があります。また、βーカロテンが不足すると、皮膚や爪がボロボロになってしまいます。

 

【ビタミンE】・・・ケールにはビタミンEがたくさん含まれています。ビタミンEは、生活習慣病や動脈硬化の原因になる「活性酸素」を抑えてくれます。

 

【食物繊維】・・・食物繊維は、腸内環境を整えてくれます。腸内環境がよくなると「便秘」が解消され、コレステロールの排出、血糖値の抑制する効果があります。

 

【カルシウム】・・・牛乳や小魚に入っているイメージですが、ケールにもカルシウムが多く含まれています。その量は牛乳の2倍!カルシウムは、「免疫力アップ、神経や筋肉の興奮を抑える、止血、ホルモンの分泌、細胞分裂を促す、胃液の分泌、鉄の代謝の補助、脳への信号」などたくさんの重要な働きがあります。

 

 

■注意!!
【シュウ酸】・・・ケールにはシュウ酸が含まれています。シュウ酸を過剰に摂取すると、尿管結石の原因になることがあります。

 

【ビタミンK】・・・血液サラサラの薬(ワーファリン)を服用中の人は青汁を飲めません。ビタミンKが薬(ワーファリン)の効き目が弱くなってしまいます。必ず医師に相談しましょう。

 

明日葉について

明日葉は、にんじんやセロリの仲間で「不老長寿の薬」として昔から重宝されていた植物です。多年草といって、2年以上生き続けて冬でも地下器官(根っこ)は生きていて春になるとまた芽を出します。(旬は2月後半から5月)

 

明日葉は2種類あって、太平洋岸に生える「赤茎」は苦味が多く、八丈島に生える「青茎」は食用に向いている品種です。

 

 

□明日葉の栄養素と効果

 

【カルコン】・・・明日葉の葉や茎に含まれる黄色い液体にカルコンが含まれています。ポリフェノールの一種のカルコンは「抗酸化作用、脂肪燃焼、発がん性物質の抑制、抗潰瘍、末梢血管の拡張作用」などの効果があります。特に「糖尿病」に効果を発揮します。

 

【クマリン】・・・クマリンという成分はセリ科の植物に含まれています。「抗菌、抗酸化作用、血液サラサラ、むくみ、肌のアンチエイジング」の効果があります。ただし、長期間の過剰摂取(1日5mgまで)は肝臓の機能を低下させてしまうので気をつけましょう。

 

【ビタミンACE】・・・ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEは「抗酸化作用、免疫力アップ、血行促進、美肌」効果があります。

 

【ビタミンB12】・・・ベジタリアンやお肉を食べる量が少ないとビタミンB12が不足しがちです。ビタミンB12が足りなくなると貧血を起こしやすくなります。植物では、明日葉にしかビタミンB12は含まれていません。

 

【食物繊維】・・・明日葉には、ごぼうの1.7倍もの食物繊維が含まれています。「糖尿病」の症状にコレステロール増加、血糖値の上昇がありますが、食物繊維はその症状を抑える作用があります。もちろん便秘解消に効果があります。

 

 

■注意!!
【フロクマリン】・・・日光アレルギーで腫れたり、かぶれ、湿疹などを起こすことがあります。大量に飲みすぎないようにしましょう。

 

【ビタミンK】・・・血液サラサラの薬(ワーファリン)を服用中の人は青汁を飲めません。ビタミンKが薬(ワーファリン)の効き目が弱くなってしまいます。必ず医師に相談しましょう。

 

 

桑の葉について

桑の葉は、蚕のエサになる木の葉です。蚕のエサだけでなく、漢方や薬草にも使われています。
また、栄養価の高い桑の葉茶やてんぷらなどで食べる機会のある葉っぱです。

 

□桑の葉の栄養素と効果

 

【DNJ(デオキシノジリマイシン)】・・・桑の葉だけに多く含まれる成分です。「糖の吸収を抑える、食後の血糖値の上昇を抑える、高血圧、中性脂肪、LDL(悪玉)コレステロール」への効果があります。糖尿、糖質を控えている人へ対策ができます。

 

【ルチン】・・・ルチンはポリフェノールの一種です。ビタミンCの吸収をよくして「皮膚の再生、血管の老化防止、高血圧、血糖値、糖尿病」に効果があります。

 

【ビタミンB1】・・・桑の葉には、ケールの約2倍のビタミンB1が含まれています。ビタミンB1は、「糖質をエネルギーにする、中枢神経・末梢神経の機能維持、筋肉を動かす、脳を働かせる」効果があります。

 

【ビタミンE】・・・桑の葉には、ケールの約10倍ものビタミンEが含まれています。ビタミンEは、「抗酸化作用、LDL(悪玉)コレステロール、女性ホルモンの分泌」の効果があります。

 

【鉄】・・・桑の葉には、小松菜の15倍もの鉄分が含まれています。鉄はヘモグロビンの材料になる成分で「貧血予防」になります。

 

【マグネシウム】・・・マグネシウムは「酵素の働き」をよくします。マグネシウムが不足すると、骨や歯から溶け出し骨粗鬆症の原因になってしまいます。

 

【食物繊維】・・・桑の葉には、ケールの約4倍もの食物繊維が含まれています。

 

 

■注意!!
【糖尿病】・・・桑の葉には、血糖値を下げる効果があります。糖尿病の人で血糖値を下げるお薬を服用している場合、血糖値が下がりすぎてしまう可能性があります。必ず医師に相談しましょう。

 

【妊婦】・・・基本的に妊婦でも安心して飲むことができます。妊婦の便秘解消にも効果がありますが、人によってはお腹が張ってしまうケースがあります。もし、桑の葉を摂取してお腹が張ってきたら摂取を中止しましょう。必ず医師に相談してください。

 

 

味の違いについて

・飲みやすさNo.1「大麦若葉」
1番飲みやすいのが、大麦若葉です。コレなら飲めるという人が1番多いです。
ただし大麦若葉100%の青汁だと、飲みやすいと言われている大麦若葉でもかなり飲みにくいそうです。

 

・飲みやすさNo.2「明日葉」
次にクセがないのが明日葉です。
とはいえ、クセがあります。人によっては口に合わず飲めない人がいるレベル。

 

 

・飲みやすさNo.3「ケール」
青汁といえばケールなのですが、クセや青臭さが強いです。栄養の高さ、効果を実感できるなど味以外では評価の高いケールです。

 

 

効果の違いについて

ケール・・・美肌効果、生活習慣病対策、安眠

 

大麦若葉・・・アンチエイジング、生活習慣病対策

 

明日葉・・・セルライト解消、むくみ解消、糖尿病対策、美容効果

 

桑の葉・・・糖尿病対策、メタボ対策、ダイエット効果、安眠

 

 

まとめ

青汁なんてどれも大差ないと思っていましたが、原材料の違いで期待できる効果も違ってきます。

 

大麦若葉・・・飲みやすさ、便秘解消
ケール・・・美肌、安眠、便秘解消、野菜不足
明日葉・・・ダイエット、便秘解消、野菜不足

 

良薬は口に苦しということわざがあるように、青臭く、クセが強い原材料ほど栄養価が高く、効果の実感が早いようです。
ケール→明日葉→大麦若葉
(マズい)→(飲みやすい)

 

ケールのメラトニン、明日葉のカルコン、大麦若葉のSOD酵素など、その植物にしか入っていない成分があります。それぞれの効果を確認して自分に合った青汁を選ぶとイイでしょう。
青汁によっては、複数の原材料が入っているものもあります。