青汁の作り方の違いで栄養価に差があった!青汁の「製造方法の違い」について

青汁ってたくさん種類があってどれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
原材料、価格、味などを比較して選ぶ人がほとんどだと思いますが、青汁には製造方法の違いがあることをご存知でしょうか。

 

色んな青汁の公式HPを見ていると、◯◯製法と記載されているものがあります。いかに栄養を減らすことなく青汁の粉末にしているかという説明がされていますが、他の製法との違いについては分かりません。

 

実は、同じ原材料でも製法の違いで栄養に差があるそうです。
では、製法の違いやメリット・デメリットについて紹介していきます。

 

「乾燥粉末」と「エキス末」の違い

原材料を見てみると同じケールでも、青汁の種類によって「ケール粉末」と「ケール末」2つの表示があります。

 

乾燥粉末・・・葉っぱを熱で乾燥させて細かく粉砕したもの。食物繊維はしっかり残すことができますが、粉っぽさのある青汁になります。加熱しているので酵素、ビタミンの一部が失われてしまいます。乾燥粉末は、工程が簡単なので多くの青汁はこの方法で作られています。

 

エキス末・・・葉っぱを絞って出た汁を乾燥させたもの。栄養をしっかり残すことができ、水にも溶けやすく飲みやすいです。エキス末の中でも低温で粉末化したものは、さらに酵素や栄養素を摂取することができます。

製法の違い

青汁の製法には大きくわけて4つあります。

 

「粉末乾燥製法」

 

先程、説明した乾燥粉末の作り方です。葉っぱの水分量が5%くらいになるまで半日から1日かけて熱で乾燥させ、細かく粉砕する。
メリット:価格が安い
デメリット:加熱するので、酵素、ビタミンB1、ビタミンCなどが失われやすい。食物繊維がそのまま入っているので飲むときに粉っぽさが残る。

 

 

「赤外線製法」

 

低温の遠赤外線で葉っぱを常温で乾燥させ粉砕する。
メリット:低温の遠赤外線なので栄養素がほとんど失われない
デメリット:低温ですが加熱時間が長いので少し栄養素が失われる。食物繊維がそのまま入っているので飲むときに粉っぽさが残る。

 

 

「フリーズドライ製法(真空凍結乾燥法)」

 

葉っぱをー30℃で急速冷凍し、真空状態で水分を抜き取る。または、葉っぱをフリーズドライにして粉砕する。
メリット:熱に弱い酵素やビタミンなど栄養はそのままキープ。栄養だけでなく栄養や風味も落ちない。長期保存ができます。
デメリット:食物繊維がそのまま入っているので飲むときに粉っぽさが残る。

 

 

「スプレードライ製法(低温乾燥製法)」

 

葉っぱから絞った汁を霧状にして、風で乾燥させる。
メリット:低温の風(40℃以下)なので、熱に弱い酵素やビタミンなど栄養はそのままキープ。水に溶けやすく飲みやすい
デメリット:食物繊維の量が減る

熱に強い栄養素と熱に強い栄養素

製法によっては加熱されるため、熱に弱い栄養素は減ってしまします。とはいえ、熱に弱い栄養素が全てなくなってしまうわけではないので安心してください。
熱に弱い栄養素が足りないようであれば、食事で意識的に摂るようにしましょう。

 

熱に強い栄養素・・・食物繊維/ビタミンA/ビタミンE/ビタミンK/鉄分/カルシウム/マグネシウムなど

 

熱に弱い栄養素・・・酵素/ビタミンB1/ビタミンC/葉酸/カリウム/パントテン酸など

 

各青汁の製法

ファンケル「本搾り青汁ベーシック」・・・フリーズドライ製法+スプレードライ製法
ふるさと青汁・・・フリーズドライ製法
えがおの青汁満菜・・・微粉砕加工(大麦若葉を洗浄→カット→湯通し→乾燥6時間)
リッチグリーン・・・生搾りしたものを粉末化。独自の活性保存製法(加熱処理はしていない)
フレッシュ フルーツ青汁・・・特許製法(加熱しない粉末づくり)で生酵素
キューサイ ケール青汁・・・低酸素 新鮮クリア製法(低酸素状態にすることでケールの酸化を防ぐ)

まとめ

たくさん種類のある青汁ですが、調べてみると製法の説明まで記載しているのは少なかったです。

 

ファンケルの本搾り青汁ベーシックの公式HPでは、フリーズドライ製法やスプレードライ製法が写真や図で詳しく記載されています。(参照:ファンケル公式HP→https://www.fancl.co.jp/aojiru/kodawari/drink.html)

 

ドラックストアなどで売っている価格の安い青汁の多くは、簡単につくることができる粉末乾燥製法だそうです。粉末乾燥製法は加熱処理しているので、酵素や一部ビタミンなどが失われ、ほとんど含まれていないという情報がありました。
とはいえ青汁だけであれもこれも栄養を摂ろうせず、基本は食事で栄養を摂り足りない分を青汁で補うようにしましょう。